「やっぱりマッチングアプリって変な人ばっかり?」
婚活中、マッチングアプリを使っていると、つい他人の体験談を検索してしまいませんか?
私自身、婚活ブログやYouTube動画を見るのが好きで、「なるほど、こういう人もいるんだ」と思いながら読み漁っていました。
でも、実際に私がアプリで出会って20人ほどの方とお会いした体験は、そうした情報から抱いていたイメージとかなり違っていたんです。
「マッチングアプリって、思ったより悪くない」――そんな感想を持った私の視点から、ブロガー・YouTuberの体験談とのギャップについて、そしてなぜそのような差が生まれるのかをお話ししたいと思います。
結婚相談所が発する情報のバイアスについてはこちら:
「これから使ってみようかな」「変な人にばかり会って疲れてしまった…」という方の参考になれば嬉しいです。
結論:マッチングアプリ、そんなに悪くないです
まず最初にお伝えしたいのは、「マッチングアプリ=変な人の巣窟」ではない、ということ。
私の経験上、出会った方たちはみんな誠実で、多少話が盛り上がらなかったとしても、嫌な気持ちになるようなことはありませんでした。
もちろん、これはあくまでn=1、私個人の感想です。
でも、「婚活アプリってやっぱり怖い…」「人間不信になりそう」というネガティブな印象が先行してしまっているとしたら、それはちょっともったいないなと思うのです。
ブログや動画の体験談と違った4つのポイント
違い①「遅刻・ドタキャン、多発してない?」
婚活系の発信でよく見るのが、「ドタキャンされた!」「遅刻ばかりでうんざり」という声。
「半分くらいの女性が遅刻する」と言っている男性ブロガーもいて、「遅刻しないだけで良い人に思えてきた」なんて意見もありました。
ですが、私の体感では、遅刻された記憶はほとんどありません。もしかしたら数分の遅れはあったかもしれませんが、それは電車遅延などの仕方ない事情。
友達と会うときと同じ感覚で、相手を責めたい気持ちにはならなかったです。
違い②「ヤリモク・既婚者、全然いなかった」
女性の発信では、「既婚者だった」「ヤリモクだった」といった、騙された体験談もよく見かけます。
もちろん、そういう人がゼロではないので、自衛や警戒は大事です。
でも、私は幸運にも、そういうタイプの人に出会ったことがありませんでした。
誠実にお付き合いを考えている方が多かった印象です。
違い③「変な人ばっかり? そんなことなかった」
「変な人しかいない!」という声も、男女問わずよく聞きます。たとえば、
- 初対面なのにいきなり将来の年収を聞かれた
- 店員への態度が異常に悪い
- 初デートで「俺、付き合ったら束縛するタイプなんだ」と笑顔で言われた
など、強烈なエピソードが並ぶと、「そんな人に出会ったら怖いな…」と不安になるかもしれません。
でも私の体験では、「変な人」はいませんでした。会話が弾まないことはあっても、相手の努力は感じられたし、私も頑張ろうと思えた。
ある意味で「個性的」な人はいても、失礼だったり不快だったりする人はいなかったんです。
ちなみに、デート中に「今まで会った変な人ってどんな人だった?」という話題になり、ある方が話してくれたのが:
「初デートでカフェに行って、一緒にケーキを頼んだんだけど、思ったより大きくて驚いた。でもその子が『おかわりください』って2個目を頼んでいてびっくりした。ケーキを初めて食べたのかなって思った」
という、もはや微笑ましいエピソードでした。
違い④「プロフィール詐欺、ほぼなし」
「写真と全然違う人が来た!」
「身長を明らかに盛ってた!」
――こういう「プロフィール詐欺」もよく見かけますよね。
私自身は、「印象が違うな」と思ったことはあっても、「全くの別人」だったことはありませんでした。
そもそも写真というのは、角度や光の加減で印象が変わるもの。ある程度の誤差は許容範囲内だと思っています。
なぜ情報と体験が食い違うのか?
発信されやすい情報には「バイアス」がある
なぜ、ブログや動画でよく見る体験談と、自分の体験がこんなに違うのか?
それは情報の「バイアス(偏り)」があるからです。
たとえば、
- 普通の人と普通にデートした話より、変な人の話の方が面白くて印象に残る
- 失敗談や怒りの体験の方がSNSで拡散されやすい
- 「他人の不幸は蜜の味」的な心理が働く
つまり、発信者が悪いというよりも、「ウケのいい話が発信されやすい」構造があるんですね。
また、私が目にする情報も、アルゴリズムにより「私が興味を持ちそうな動画や記事」に絞られているので、自然と似たような話ばかりになっていた可能性もあります。
まとめ:マッチングアプリは、そんなに悪くない世界
ここまで私の体験をもとに、婚活系のブログ・YouTubeと実体験のギャップについてお話ししてきました。
- 遅刻・ドタキャンはなかった
- ヤリモク・既婚者もいなかった
- 変な人より、誠実な人が多かった
- プロフィール詐欺にも出会わなかった
もちろん、これはあくまで私の一例です。
私が「ちょっと変な人好き」なところもあり、変な人のハードルが低いだけかもしれません。
ただ、それでも言いたいのは、「マッチングアプリ=怖い場所」では決してないということ。
自衛をしつつ、過剰に心配しすぎずに、気軽に会ってみるのもひとつの方法です。
婚活ってしんどいこともあるけれど、ちゃんと向き合えば、ちゃんと良い人に出会える可能性もある。
同じように頑張っているみなさんと一緒に、前向きに婚活を進めていけたら嬉しいです。
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