恋愛も結婚も意識していなかった私が、マッチングアプリに飛び込むまで
こんにちは。このブログを訪れてくださってありがとうございます。
この記事にたどり着いたあなたはきっと、マッチングアプリでの出会いや婚活に少し迷っていたり、不安を抱えていたりするのではないでしょうか。
実は私も、数年前にまったく同じ状況にいました。
この記事では、私がこのブログを書こうと思った背景や、どんな人生を歩んできたかをお話しします。どんな人間がこのブログを書いているのか、参考になれば嬉しいです。
このブログについて、目指すところや前提についてはこちら:
結論:究極の恋愛初心者が、マッチングアプリ上級者(?)になった
よくスポーツだとかで、「良いプレイヤーであるからといって良いコーチになれるとは限らない。むしろ才能に恵まれなかった人の方が、苦労して上達した分、どうすれば良いか人に教えられる」といいますよね。
このブログを立ち上げた理由のひとつは、まさに自分が
- 才能に恵まれなかった
= 経験がなく、恋愛体質でもなく、容姿その他に恵まれてもいないなか、 - 苦労して上達した
= 失敗しながら学び、マッチングアプリを使いこなせるようになって、いいね数もカウントされる上限に届いた
…からです。
ときめきを感じる機会はほとんどなく(恋愛体質ではないので…)、後から考えれば当たり前のことにも気づけず(付き合うなら優しい人がいい、とかそんなレベル)、自己嫌悪する日も、気力を失った時期もありました。
それでも、出会いを通して自分を知り、マッチングアプリや婚活界隈を知り、心から大切にしたいと思える人に出会えました。
機会をくれたマッチングアプリに感謝しているし、こんな私にもできたのだから、このノウハウは多くの人の役に立つのでは、と思ったのがこのブログを立ち上げたきっかけです。
学生時代の私:恋愛とは無縁の女子校生活
私は中高一貫の女子校で6年間を過ごしました。
一応進学校で、真面目な子が多く、すっぴんで登校するのが当たり前。彼氏がいる子なんて、クラスに数人いるかどうか。
もちろん、私にも彼氏はいなかったし、その6年間、同年代の男性と話したり恋愛について考えたりすることすらほとんどありませんでした。
(私の通っていた学校は若い男性の先生は採用しない方針で、私たちのときめきの対象は紳士的なおじいちゃん先生かかっこいい先輩(同性)でした。その名残か、女子校出身者は薄毛に寛容という説があります。)
でも、それはそれで楽しかったし、自立心が育まれた時間でもありました。恋愛をしなくても人生は楽しいし、一人でも十分幸せに生きていける——そう思えるようになったのは、この時期があったからかもしれません。
初めての恋。そして10年続いた関係
共学の大学に進学して最初に戸惑ったのは、同年代の男性が私の知っている男子(最後に関わった小学生のイメージ)とは違っていて、なんだか大きいし声も低いし、もう取っ組み合いの喧嘩はしないみたいで、それどころか重いものを持ってくれたりする、ということ、そしてそのような親切に対してどう振舞えばいいのかわからない、ということでした。
女子校時代はほとんどなんにでもYESと言っていたし、友人間で好意や褒めを積極的に伝えあっていたのですが、同じことを男性相手にするのは距離感が間違っているらしいと気づいたのもこの頃です。
でも、気付いたからといってどうしたらいいかはわからず、男友達すら満足につくれない状態でした。
それで1年目の終わり、「彼氏がいたら『彼氏がいるので…』って言えて男友達もできるかも!」と変な理屈をこね、友達(もちろん女友達)に「私、2年生の目標は彼氏をつくることにする!」と宣言したことを覚えています。
有難いことに機会に恵まれ、この宣言は達成されました。
当時はみんな大学生活にどこか浮かれていて、彼も私も真剣ではありつつも気軽に始めた付き合いだったと思います。異性として好きというより友達の延長のような、そんな始まり方でした。
それがまさか10年も続くとは…
別れの理由は、「子どもを望むかどうか」という価値観の違い。子どものいる将来を強く望む彼と望まない私で相容れず、何年もかけて話し合った末に別れを決めました。
その頃にはもう30歳間近。何年も一緒に暮らして、友達みたいだった彼は家族みたいな存在になっていました。
そして私は、未だに「恋人らしさ」がよくわからないこと、大学入学~彼と付き合うまでの1年ちょっとしか恋人を探すような環境に身を置いていなかったこと、これからどうしたらいいのか自分がなんのイメージも持っていないことに今更ながらに気が付きます。
同棲解消と、次の恋を応援しあう期間
おかしいと思われるかもしれませんが、別れを決めてから同棲を解消するまでの間、私たちはそれぞれマッチングアプリを始め、アドバイスしあいました。
お互いのプロフィールを添削し、どんな人が合いそうか話合い、送ったり受け取ったりする「いいね」にコメントしあい…
友人たちには「変わってるね」と引き気味に驚かれたのですが、私たちにとっては自然な流れでした。それまで10年間、なにか始めるときは相手に伝えていたし、相談や協力をするのが当たり前だったし、別れてからも彼には幸せでいてほしかったし、なによりお互いのことを一番よく知っているのはお互いだったし。
アプリ婚活、最初は「何もわからない」からのスタート
当時の私は、千葉在住の29歳。
マッチングアプリ(Pairs)に登録してはみたものの、何をどうすればいいのか、右も左もわかりませんでした。
相手に求める条件として絶対だと思ったのは「子供を望まないこと」くらい。
でも、実際にアプリを使い始めるといろいろな壁にぶつかりました。
- 顔写真やスペックで判断されることへのストレス
- 「条件ありき」の出会いへの違和感
- どんな人と出会いたいのか、どんな人生を送りたいのか自分でもわからない
この時期に自分なりに婚活についての記事などを読み漁ったのですが、多くのサイトで同じことが紹介されていて、それよりつっこんだ情報は少なく、特に女性向けのHow Toはほとんど見つけられませんでした。
何度も出会って、別れて。少しずつ見えてきた「自分」
それでも、少しずつ、自分の価値観が見えてきました。
「こういう人となら幸せになれそう」
「こういう人とはきっと疲れてしまう」
やりとりして、会ってみて、付き合って別れて、そのたびにちょっとずつ学んでいきました。
アプリでもらえる「いいね」の数も、最初は120くらいだったのが、最後の方はPairsのカウント上限(500以上)になっていました。自己理解に加え、見せ方を変えたりマッチングアプリの仕組みを活用するといったテクニックの効果もあったと思います。
そして今:少しだけ前を歩く、婚活仲間として
今、私は33歳。
Pairsで出会った彼と付き合って1年弱、東京の彼の家で半同棲をしています(千葉に自宅もあります)。
今のところとても穏やかで幸せな毎日で、この関係がずっと続けばいいと思うし、これまでの関係と同じようにいつか終わりを迎えるのではという不安も正直あります。
この人と出会えるまで、私は3年かかりました。
もしお別れすることになったら、次はどのくらいかかるのかわかりません。
でも、学んだこと、試したこと、悩んだこと、それらを糧として、読者の皆さんや、もしかしたら未来の自分の役に立つように、このブログで共有していきたいと思います。
まとめ:誰かの体験が、誰かの助けになる
マッチングアプリでの婚活は、時に心が折れそうになることもあるけれど、経験を積めば積むほど、「自分にとっての幸せ」がクリアになっていきます。
このブログは、かつての私のように、婚活に迷っている人たちへ向けた応援です。
実際に使っていたマッチングアプリごとの特徴や、プロフィール作成のコツ、婚活中に感じたモヤモヤなどについて、婚活したことのない人から実践中で悩んでいる人まで、マッチングアプリを使った婚活のすべてを網羅するようなブログにしていきたいです。
これから、どうぞよろしくお願いします!
コメント