「条件をつけるなんて、傲慢かな?」そんなふうに思っていませんか?
婚活をしていると、ふとこんなことを思う瞬間、ありませんか?
「理想ばかり追い求めるのはよくないよね」
「寛容でいたいし、条件をつけるのってちょっと傲慢かな…?」
もちろん、相手の良いところに目を向けて、お互いに歩み寄る姿勢はとても大切。だけど、「自分が絶対に受け入れられないこと=Dealbreaker」を明確にしておくことも、実はとても大切なんです。
今日は、婚活中に「自分のDealbreaker(譲れない条件)」を把握しておくべき理由についてお話しします!
先に結論!Dealbreakerを知っておくことは、あなたにも相手にも誠実な行動
Dealbreakerとは、「これに当てはまる人とは、どんなに他が良くても一緒にはいられない」と思うポイントのこと。婚活においては、「将来を考えることをやめる条件」のようなもの。
Dealbreakerを事前に把握しておくと、
- 無駄な時間や感情の消耗を避けられる
- 自分の価値観に合った人と出会いやすくなる
- 後悔のない恋愛・結婚につながる
という大きなメリットがあります。
「条件をつける=わがまま」ではありません。むしろ誠実で、現実的な姿勢なんです。
Dealbreakerを明確にするために考えたいこと
「歩み寄ること」と「譲れないこと」は別物
婚活では「相手に求めすぎないこと」も大切ですが、それと「自分の価値観を大切にすること」は別。
「こうじゃなきゃ絶対イヤ!」と声高に主張するのではなく、「この条件は、自分にとって幸せな関係を築くうえでどうしても譲れない」と自覚しておくことが重要です。
たとえば、
- 浮気や暴力など、当然NGなもの
- 宗教観や政治観などの倫理的な違い
- タバコや飲酒など、生活習慣の違い
こうしたポイントは、「どちらが良い・悪い」ではなく、「合うか合わないか」の問題。
相手を否定するためでなく、無理をしないために、自分自身が知っておく必要があります。
恋人は特別な人間関係だからこそ
Dealbreakerの必要性が高まるのは、「恋人・パートナー」という関係が、他の人間関係とは全く違うから。
- ふたりで選択し、共有することが多い
たとえば「どこに住む?」「子どもを持つ?」「お金の使い方や老後のことは?」など、人生の選択を一緒にしていくのがパートナー。 - 結果を共有する
精神的・経済的に、支え合いながら影響を受け合う関係性です。
職場の人なら「なるべく関わらないようにしよう」、友達なら「まあ人それぞれだよね」で済むことも、パートナー相手にはそうはいきませんよね。
だからこそ、最初から自分の「これは無理…」を知っておくことが大切です。
Dealbreakerを把握することで得られる3つのメリット
1. 無駄な時間を減らせる
「喫煙者はNG」など、すぐに確認できる条件もあります。会って話してから気づくより、最初からわかっていた方がずっと効率的。
「子どもは欲しくない」などの価値観の違いなども、早めに話題に出せるよう準備しておくことで、後々のミスマッチを防げます。
2. 後悔のない選択ができる
「3年付き合ってから“実は結婚願望がない”って言われた」
「子ども好きだと思っていたけど、“自分の子どもを持ちたいわけじゃない”って言われた」
こんな風に、「後から知る」のって、本当につらいしショックですよね…。
お互いの将来像を早い段階ですり合わせるためにも、自分のDealbreakerはできるだけ明確にしておきたいものです。
3. 相手にも誠実でいられる
Dealbreakerを把握しておくことは、相手に対しても誠実な行動です。
相性が合わないとわかっている相手とダラダラ関係を続けるのは、お互いの時間の無駄になってしまう可能性があります。
「私の中ではこれはどうしても大事だから、理解し合える人と出会いたい」
そう思って接していけば、あなたの姿勢を理解し、大切にしてくれる人にも出会いやすくなります。
実際に気づいた、私のDealbreaker体験
たとえば、私は婚活を始めた当初、相手が喫煙者かどうかはあまり気にしていませんでした。
でも、実際に喫煙者の方とお付き合いしてみて気づいたんです。
- 紙タバコのにおいがどうしても苦手
- デートのたびにコートや髪がタバコ臭くなってしまう
- 帰宅後すぐにシャワーを浴びなければいけないのがストレス
- 健康面も気になってしまう
「これが、私にとってのDealbreakerだったんだ…」と気づいた瞬間でした。
家族も友達も非喫煙者が多かったので、自分が「喫煙NG」だと気づいていなかったんですよね。
でも、実際にお付き合いしてみたことで、生活の中でどんな違和感を感じるのかが明確になりました。
「当たり前」が、実は自分にとって大事な条件かも
最後にお伝えしたいのは、「当たり前だと思っていたことこそ、実は自分のDealbreakerかもしれない」ということ。
- 毎週実家に帰る習慣
- お風呂は夜じゃなく朝に入る
- 食事のマナー
- SNSの使い方
- 宗教・政治に関する意識
こうした日常的なことも、「えっ、そこ気になる?」と思われがちなポイントかもしれません。
でも、「それがあると一緒に暮らせない」と感じるなら、あなたにとっては立派なDealbreakerなんです。
まとめ:自分を知ることは、幸せへの第一歩
婚活においては、「どんな相手と幸せになりたいか」だけでなく、「どんな相手とは一緒にいられないか」を知ることも大切。
それはわがままではなく、相手のこともあなた自身も大切にする誠実な行動です。
自分のDealbreakerを意識しておくことで、相手に振り回されることなく、自分に合ったパートナーと出会いやすくなります。
「自分の幸せを、自分で守る」。
その一歩として、ぜひ一度、自分のDealbreakerを整理してみてくださいね!
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