なぜプロフィールが大事なのか?
「マッチングアプリでなかなかいい人に出会えない…」「いいね!は来るのに、メッセージが続かない…」
婚活中の方なら、一度はこんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。特にアプリでの出会いは、プロフィールが第一印象のすべて。写真や文章から感じる「雰囲気」だけで、アプローチするかどうかを決める人がほとんどです。
けれど、いざ自分がプロフィールを書くとなると、「何を書けばいいの?」「盛りすぎると嘘っぽいし…」と手が止まってしまうもの。
この記事では、マッチングアプリでよく見かける男女それぞれのプロフィール戦略の違いや、それぞれが陥りがちな落とし穴について解説します。自分の魅力を伝えつつ、相性のよい人と出会う確率を上げるためのヒントがきっと見つかるはずです。
結論:プロフィール戦略は「目的」と「立場」を意識して見直そう
マッチングアプリのプロフィールは、ただ「優しい人が好きです」と書くだけでは埋もれてしまいます。
まず自分が「どんな相手と出会いたいのか」「どんな関係を求めているのか」をはっきりさせましょう。
そのうえで、以下のどちらの戦略を取るのかを考えると、伝えるべきことが整理されやすくなります。
- なるべく多くの人に好感を持たれたい人向け:一般的なプロフィールに少しだけ個性をプラス
- 数を絞って相性の良い人とだけマッチしたい人向け:伝え方に注意しつつ、軸を明確にする
ここからは、それぞれの戦略の特徴と注意点について、具体例を交えて紹介していきます。
よくあるプロフィール戦略
男女の違い
マッチングアプリを利用していて気づくのは、プロフィールにおける戦略の方向性が男女で大きく異なるという点です。
- 多くの人に好かれたい → 男性に多い
- 数を絞って相性の良い人とマッチしたい → 女性に多い
マッチングアプリでは、一般的に男性が女性にアプローチする側になる傾向があるため、次のような心理が働くと考えられます。
- 男性:「まずはマッチング数を確保したい!」
- 女性:「多くの人からアプローチされるので、相性が良さそうな人だけに絞りたい」
それぞれ合理的な行動ではあるのですが、極端になりすぎると逆効果になることもあります。
陥りがちな問題
マッチングアプリでは、このような「戦略の極端さ」がプロフィールに現れがちです。
多くの人に好かれたい戦略の落とし穴
→ 行き過ぎると「特徴ゼロ」、つまり何も伝わらないプロフィールに。
相性の良い人とだけマッチしたい戦略の落とし穴
→ 行き過ぎると「否定的」でハードルが高すぎ、相手に「怖い」と思われてしまう。
ここからは、それぞれの戦略について、実際に見かけるプロフィール例を挙げつつ解説していきます。
多くの人に好かれたい人が陥りがちなプロフィール
「まずは誰とでも会話してみたい」「相性は話してみないと分からない」という考え方はとても前向きですし、正しいと思います。
しかし、「嫌われない」を意識しすぎると、かえって「何も伝わらない」プロフィールになることも。
例文:特徴ゼロな男性プロフィール
はじめまして!
出会いがないので登録しました。
いい人に巡り合えたら嬉しいです!人からはよく「優しい」「ふざけて見えるときもあるけど実はいろいろ考えている」などと言われます。
休日は家でごろごろ過ごしたり外に出たりしていて、気の合う人と過ごしたりおいしいものを食べたりするのが好きです!
お気軽にいいね!ください。
どうぞよろしくお願いします。
メリット
- 無難で安心感がある
- 優しそう、真面目そうな印象
- 相手に合わせてくれそうな柔軟性を感じる
デメリット
- どこにでもいるように見える
- 特徴がないので、記憶に残りにくい
- 「この人と話したい!」というきっかけが見つからない
読んだ女性の印象としては…
「この人と何を話せばいいんだろう?興味が湧かないな…」
となってしまうことも。
実際、Pairsにおけるマッチング率は以下の通りです。
- 男性が「いいね!」を送ってマッチングする確率:10~20%
- 女性が「いいね!」を送ってマッチングする確率:80~90%
(参考:Pairsマッチング率調査)
つまり男性の場合、他の男性ユーザーとの競争の中で上位10~20%に入らないとマッチングしにくいということ。プロフィールでの印象がいかに大切かがわかります。
この戦略で戦う場合の武器
スペックで勝負する
プロフィールに個性が出せない場合、武器になるのはスペックです。
- 高年収、高身長、高学歴など
- 清潔感のある写真や雰囲気
スペックに自信があるなら、プロフィールは「嫌われない」方向で無難にまとめるのも一つの方法です。
逆に、スペックに自信がない場合は写真や趣味、言葉選びなど他の部分で個性を出す必要があります。
コミュニティで勝負する
Pairsなど一部のアプリには「カフェ好き」「映画好き」「朝活派」などのコミュニティ機能があり、共通点を持った相手にアプローチしやすくなっています。
ユニークなコミュニティに入ることで個性を表現できるのもポイント。ニッチな趣味ほど、「この人とは気が合いそう」と思ってもらいやすくなります。
次の記事では、「相性のいい人とだけマッチしたい」戦略のメリット・デメリットと、その改善策を詳しく解説します。
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