はじめに:婚活で悩む「会話のバランス」
婚活をしていると、「どうすれば相手と楽しく会話できるんだろう?」と悩むことはありませんか?マッチングアプリで出会った相手と初対面。プロフィールだけでは分からないことがたくさんあります。会話が盛り上がらなかったらどうしよう、自分ばかり話して引かれたらどうしよう――そんな不安を抱える人も多いでしょう。
私自身も婚活を通して、いろいろな人と出会い、会話の仕方について試行錯誤してきました。今回はその中で気づいた「話す・聞くのバランス」の大切さと、そのバランスには個人差があるということについて、お話しします。この記事を読むことで、会話の悩みが少し軽くなり、自分らしく婚活を進めるヒントを得られるかもしれません。
結論:理想は半々。でも、現実は柔軟に対応を
私にとっての「話す」「聞く」のバランスは理想的には半々くらい。お互いが自然に会話を楽しめる関係が理想です。(もちろん、聞くのが好きな人と話すのが好きな人でうまくいくケースもあると思います。)
でも、初対面ではなかなかそううまくはいかないこともあります。だからこそ、「自分がどうしたいか」「相手がどんなタイプか」を見ながら、バランスを調整することが大切だと気づきました。
会話の始まりは「聞く」から:初期のころの考え方
相手の話を引き出そうと頑張っていた
婚活を始めたばかりのころ、私は「まずは相手のことを知ろう」と思い、会う前から質問を準備していました。趣味や休日の過ごし方、好きな食べ物など、話しやすそうな話題を考えておき、会話の糸口にしていました。
でも、いざ会話をしてみると、相手から質問が返ってこないこともありました。その場合、私は相手の答えにリアクションして少し自分の意見も話し、また次の質問……と繰り返していました。
「質問攻めにしてすみません」に対する違和感
あるデートの終わり際、私が「質問攻めにしてしまってすみません」と言ったとき、相手から「いいんですよ」と返されたことがありました。このリアクションに「え?私、許される立場…?」と違和感を覚えたのですが、そのとき、自分が「こちらこそ、あまり質問できなくてすみません」「いろいろ聞いてくださってありがとうございます」というようなリアクションを予想していたことに気づきました。
そしてこの経験から、私は自分が「沈黙が続かないよう会話を続けなきゃいけない」「そのためには相手に質問しなければいけない」「相手もそう思っているに違いない」と無意識に思い込んでいたこと、相手にも同じくらい質問してほしいと期待していたことに気づいたのです。
会話のバランスは人それぞれ:考え方の変化
もしかしたら彼は質問してほしいなんて思っていなかったのかも、と思ったら、そのときのデートも別の見方ができるようになりました。
沈黙をどう感じるかは人による
私が質問を繰り返したのはそうしなければ沈黙が続きそうだったからなのですが、思えば彼はそんなときも特に居心地悪そうにはしていませんでした。
自分も黙ったら相手も質問してくれるかな、と思って少し黙ってみた時間があったのですが、そのときも彼はのんびりコーヒーを飲んでいたし、私も気心が知れた人となら沈黙も気にしません。
面接にならないように注意
私がしていた質問は、相手の趣味や興味を深掘りするもので、「年収は?」「勤め先は?」など、婚活で嫌がられがちな質問ではありませんでした。それでも、婚活関連の動画などを見る限り、人によっては「たくさん質問される=面接みたい」と感じる場合もあるようです。
自分から話すことも大切
それからは、相手があまり質問してこなくても、自分の話をするようになりました。もちろん、話しすぎて相手を退屈させないようにバランスを見ながらですが、自分が好きなこと、最近あったことなど、自然に話してみるようにしました。
不思議なことに、そうすると相手もリラックスしてきたように感じました。私自身も、質問を考え続けるプレッシャーから解放され、会話が楽になったのです。
会話のキャッチボールを作る工夫
「ゼロベースの質問」が苦手な人もいる
婚活では「趣味は?」「休日の過ごし方は?」といった、いわゆるゼロから始める質問をすることが多いですが、そもそもそういう質問が苦手な人もいます。でも、会話の中で気になったことがあれば、そこから質問してくれるかもしれません。
例えば、私が「編み物が趣味なんです」と話したら、そこから「どんな毛糸を使うんですか?」と聞いてくれるかもしれません。最初に自分の情報を出さないと、相手が質問するチャンスを逃してしまうこともあるんですよね。
会話の相性を見極める
もちろん、ゼロベースの質問も会話の流れの中の質問も一切してくれない人もいます。そういう場合は「この人とは会話の相性が合わないかも」と考えることができるので、いろいろな会話のパターンを持っておくことで、よりチャンスを増やせるし、納得して次に進むこともできると思いました。
バランスよく話す・聞くを実践する
無理なく、でも積極的に
婚活の会話では、「相手に興味を持つ」「自分もオープンに話す」この両方を、自分に無理のない範囲でやってみるのがポイントだと思います。
会話はキャッチボールです。一方通行になりすぎても疲れてしまいますし、気を遣いすぎても楽しめません。だからこそ、自分からも話して、相手にも質問して、心地よいバランスを探っていくのが大切です。
まとめ:柔軟に、楽しみながら婚活を進めよう
婚活で出会う人との会話は、最初から理想的なバランスで進むわけではありません。でも、自分の話す・聞くバランスを調整しながら、「この人とはどんな会話ができるんだろう?」と楽しむ気持ちで向き合うと、自然と会話も心地よくなってきます。
婚活は自分を磨く旅でもあります。会話の工夫も、その一環。完璧じゃなくていいので、柔軟に、楽しく婚活を続けていきましょう。
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