【後編】男女の違い│マッチングアプリのプロフィール戦略とは？

この記事は後編です

まだ前編を読んでいない方はこちらからどうぞ

マッチングアプリで「本当に相性が合う人とだけつながりたい」と考えるのは、真剣に出会いを探しているからこそ。
むやみにマッチング数を増やすより、価値観が合う人とだけやり取りしたい──これは特に女性ユーザーに多い傾向です。

しかし、「フィルターをかけたい」という思いが強すぎると、知らず知らずのうちに“高圧的”または“理想が高すぎる”印象を与えてしまうこともあるようです。

※※※プロフィールを最後まで読んでから「いいね！」してください※※※
読んでいないと感じた方からの「いいね！」は基本的にお断りしています。

都内で事務職をしています。休日はカフェ巡りやキャンプが好きで、自然とおいしいものが好きな人だと嬉しいです。

【NG条件】
・ネットワークビジネス、宗教、ヤリモクの方
・煙草を吸う方
・太っている方、自分を大切にしていない方

お互いに高め合える、誠実で知的な関係を築ける方と出会いたいです。

冒頭の「読んでない人はお断り」やNG条件が多すぎるプロフィールは、読む側にとって「自分も弾かれるのでは…」という緊張感を与えてしまうかもしれません。

また、「太っている方ごめんなさい」といった記載は、本来マッチングする可能性があった方に対しても不快感を与えてしまうおそれがあります。

「高め合える」「知的な関係」といった言葉が重なると、自分に自信のある人でないと“選ばれない”感を与えてしまう可能性も。

言葉の選び方を一つ変えるだけで、ぐっと柔らかく、親しみやすくなるのです。

相性重視の「絞り込み型戦略」は決して間違っていません。ただし、“尖らせすぎないこと”がポイントです。

「ここを変えればもっと魅力的に見える」コツをいくつかご紹介します。

Before：「太っている人、煙草を吸う方はNGです」
After：「健康に気を使っている方だと嬉しいです」

Before：「宗教・ネットワークビジネスの方はお断り」
After：「価値観が近い方と出会えたらと思います」

否定の言葉を使うと読み手にストレスを与えますが、ポジティブに言い換えることで、伝えたい本質はそのままに、印象がやわらかくなります。

自分の希望やNG条件ばかりが並ぶと、“求めるばかりで与えてくれなさそう”という印象にもつながりかねません。

たとえば…

「一緒にいると元気になれると言われるので、疲れている方もぜひ」
「コーヒー好きな方、都内のおいしいお店をご一緒できたら嬉しいです」

など、自分と関わることで相手にもポジティブな体験があると伝えることができれば、読み手の心理的ハードルも下がります。

マッチングアプリのプロフィール戦略は、「多くの人に好かれたい」vs「相性重視で数を絞りたい」という２つの軸の間でのバランスが重要です。

「なんとなく良さそう」ではなく「この人と話してみたい」と思わせるのが鍵です。

「理想はあるけれど、柔らかく伝える姿勢」で共感を引き寄せましょう。

プロフィールは、いわば“最初の名刺”です。
そしてその言葉一つひとつが、出会いの可能性を広げたり狭めたりします。

もちろん、自分に合わない人と無理にマッチングする必要はありません。
でも、せっかくのご縁の入り口を、ちょっとした伝え方の工夫で閉ざしてしまうのはもったいないと思いませんか？

あなたがどんな人で、どんな人と出会いたいのか──
それを、自分らしい言葉で、相手に伝えていきましょう。

わたしたちはみんな、婚活という同じフィールドで頑張っている仲間です。
だからこそ、少しずつでも、お互いの魅力が伝わるプロフィールを書けるよう、工夫していきたいですね。

次回は、写真の選び方や、メッセージのコツについてもお話できればと思います。

一緒に、幸せな出会いをつかみに行きましょう！